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久保田家具工房について

About US

ABOUT

ペザントアート

郷土の木材を使った作家工房

かつてヨーロッパの農夫は、鼻歌をうたい自分たちの生活用具を作りました。そして日本の農夫は、民具を手ずから作りました。いわゆる農民家具、ペザントアートです。
久保田家具工房では、日本でも数少ないペザントアートのスタイルで木工製作を続けています。作っているのは父と子。父の久保田堅は40年以上、息子の久保田芳弘は20年以上、木工作家として家具や器類を作ってきました。

木の魅力を生かした調度類は、使い込むほどに美しさをまし、生活になじんでいきます。

 

ペザントアートを象徴する華やかさと素朴さを併せもった彫刻は、おもに久保田堅の作品。

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器やカトラリーはおもに久保田芳弘の作品。人為的な工程を減らし、木目の美しさを際立たせています。

MATERIAL

ナラ材から、

野村もみじの枯木まで。

使用する材にもそれぞれの個性と物語があり、久保田家具工房では、材の持つそれぞれの背景や個性に応じて作品を作っています。

例えば、材としての強度から高級材として知られるナラ材は、一方でその朴訥とした表情から、ペザントアートの匂いを漂わせてくれる作品に仕上がります。変わったところでは、地元養老町ゆかりの木で、市場に滅多に出回ることのない野村もみじ。樹齢800年超というその枯木を、器として蘇らせたものもあります。すべては素材から生まれます。

EXAMPLES

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チェスト/キャビネット
 

完全受注生産で、デザインから仕上げまで2~3ヶ月ほどかかります。250年から350年前の良質なナラ材だけを使い、作っています。

椅子/テーブル/時計/カトラリー
 

木の素材を活かしたシンプルな木工品です。「made in yoro」ブランドとして、間伐材など養老の生木を活用した商品づくりもしています。

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PROFILE

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久保田 堅
KUBOTA TSUYOSHI

 

1954年、岐阜県生まれ。
武蔵野美術大学造形学部彫刻科卒業。
家具メーカーDUXで6年間、彫刻やデザインを手がける。83年、岐阜県養老町にて工房を開設。91年以降、岐阜、三重、東京で毎年個展を開催してきた。暮らしの中から生まれる農民家具の感覚を大切にしている。

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久保田 芳弘
KUBOTA YOSHIHIRO

 

1982年、岐阜県生まれ。
20歳で父・久保田堅の工房に入る。椅子や箱物などの家具を製作をするなか、28歳のとき岐阜市のチェルシーオールドにて個展「200本のスプーン展」を開催。以降、器やカトラリー作りも開始し、木工製作のワークショップへと展開している。

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